年代別・歯科診療

赤ちゃん・幼児の歯科治療

赤ちゃん・幼児の歯科治療

あなたは人間の乳歯は何本、永久歯は何本あるのか、ご存じですか?
答えは、乳歯は上下で20本、永久歯は上下で32本。これが正常な状態とされています。
八尾の当院では乳幼児のお子さまから、ひいては妊娠中のお母さまから歯科の予防・診察・治療を行っておりますが、そんな基礎的なところから保護者の方には知っておいてほしいと考えています。
六才臼歯から後ろの奥歯は、乳歯ではありませんから、特に虫歯にならないよう気をつけてあげなければなりません。乳歯なら虫歯になってよいというわけではありませんが、永久歯の虫歯は取り返しがつきません。さらに、顎に奥歯が生えてくるスペースが足りなければ、歯並びは崩れます。

また、出っ歯や受け口など、噛み合わせに問題のあるお子さまは、1日も早く治療を開始しなければなりません!
なぜなら人間の顎の骨は、上下で成長速度に差があるからです。たとえば受け口のお子さまの場合、下顎が早く成長するために、上顎の成長が阻害されてさらなる悪化を招きます。「今のところさほどでないし、まあいいだろう」と考えず、「今のうち」に治療をスタートしてあげてください。

お子さまの成長・発育に合わせた治療と予防メニューで、お子さまが一生健康な歯を保つことのできる基礎を整えていきます。
多くの自治体で実施されているのは1歳半の検診。虫歯のないまま永久歯に生え替わらせてあげるためには、このあたりから「フッ素塗布による虫歯予防」や「歯ブラシはどのようなものが良いか」を考えていきましょう。

小学生の歯科治療

小学生の歯科治療

虫歯が急増するのがこの時期です。
多くの保育園・幼稚園では、お昼ごはんを食べた後に歯ブラシの時間があるかと思います。ところが小学生になると「給食の後は歯磨き」という学校はほとんどなくなってしまいます。少なくともお家では、食後の歯磨きの習慣をつけてあげることは、親の責任であると断言できます。

また、小学生から、歯列矯正についてのお悩みも増えてまいります。
7~10才くらいのお子さまであれば、顎のスペース自体を広げて歯列を整える「床矯正」が可能です。矯正器具は取り外しが自由なので、学校に行っている間は装着せず、帰宅してから装着するということも可能です。
歯を抜かずに矯正でき、費用も抑えられますが、可能な時期が限られておりますので早めにご相談ください。お子さまに適した治療法をご提案いたします。

中学生・高校生の皆さまへ

中学生・高校生の皆さまへ

この時期は毎日の勉強や部活に忙しくなり、せっかく小学生までに定期的な歯のメンテナンスをする習慣を続けていても、だんだん医院への足が遠のきがちになってしまうお子さまが増えてきます。
そのため、かなりひどい虫歯になってから来院、ということも珍しくありません。
しかし、すべて永久歯に生え替わっても、歯は32本。これ以上増えるわけではありません。1本でもなくなってしまえば噛み合わせのバランスが崩れ、どこかに負担がかかります。しっかり噛みしめ、しっかり食べることができるということは、勉強や運動への集中力にも大きな影響を及ぼします。

20代の歯科治療

20代の歯科治療

成人後は、虫歯よりも歯周病の予防が大切になってきます。
歯周病は虫歯と異なり、かなり末期にならないと痛みなどの自覚症状がありません。そして自覚症状があるころにはもう手遅れ……ということが非常に多いのです。ですから「痛くなったら」ではなく、痛くなくても予防のために定期検診を受けようという意識が大切です。

また、このころから、歯並びだけでなく一つひとつの歯の美しさが気になってくる方も増えてきます。歯の美しさは大切な第一印象に直結するものです。審美的な治療やホワイトニングなどをご希望される方も多くいらっしゃいます。気になる方はぜひ八尾の当院までご相談ください。

30~50代の歯科治療

30~50代の歯科治療

この年代でもっとも多いご相談は、やはり歯周病についてです。
また、不幸にも歯を失ってしまったという方が増え始める世代でもあります。もちろんそうなる前の歯周病を防ぐ予防を行ってまいりますが、失ってしまった歯については、一刻も早く機能を補わなければなりません。
歯は、上下の噛み合わせ、そして隣り合う歯同士で支えあってバランスを保っており、たとえ1本でも欠ければバランスが大きく崩れます。
補う方法としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、患者さまのご希望やご都合に合わせて治療計画をご提案いたします。

60代以上の歯科治療

60代以上の歯科治療

この年代になってまいりますと、歯周病の治療・予防や審美的な治療に加え、入れ歯やインプラントのご相談も増えてまいります。
満80才の段階で天然の健康な歯を20本残そうという「8020運動」も推進されています。
また、あまり考えたくないことかもしれませんが、歯と認知症には深い関係があるといわれています。八尾にある当院院長はこのことについて全国のスタディーグループに所属し、噛み合わせが頭にどのように影響しているかを研究し、その結果を患者さまに還元できるよう努めております。

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